ここまでに、市民開発者を発掘し、トレーニングを行い、サポートを提供して、パイロットを始動しました。次は、市民開発の成功を称えるべき時です。プログラムの促進には、社内全般への成功の伝達や、リーダーチーム向けのエグゼクティブサマリーが必要となります。
市民開発者に、市民開発を広めるためのチャンピオンプログラムへの参加を要請しましょう。市民開発プログラムマネージャーは、IT 管理者とのコラボレーションによりプログラムの内容を決める必要があります。
チャンピオンの特典は次のとおりです。
成功事例を紹介する市民開発者向けプラットフォームを構築しましょう。次の項目が含まれる市民開発者用のテンプレートを作成します。
コミュニティあるいは社内 Web サイトを利用してこのプラットフォームを構築します。フィードバックの仕組みを取り入れ、コメントや質問ができるようにしてください。
*認定を受けた市民開発者の 70% が、認定が自身のキャリアに役立ったと回答しています。
アセスメントを継続し、計画やプロセスに改良を加えましょう。当初のビジョンと成果や KPI との比較検討を行い、進捗を評価します。次の内容が含まれる定期的なプログラム評価計画を策定しましょう。
参加に対する褒賞と目標を見直します。IT 部門と市民開発者とのコラボレーションを、新しい学習の場や新規認定、新たな機会の提供によって称えます。
自社の成功事例を外部に広め、市民開発の分野におけるリーダーシップを示します。認知の向上によって、新たな市民開発者候補にアウトリーチしやすくなります。
市民開発プログラムの価値は、IT 部門と市民開発者とのコラボレーションにより実現するイノベーションにあります。より迅速かつ効果的に行動するための手段が組織にもたらされるのです。
ローコードのアプリ開発を利用してあらゆるレベルの開発者に関わってもらうことで、ビジネス成長が加速し、リソースが拡大します。適切にスタートを切るには、適切なプラットフォームを使うことが必要です。
適切なパートナーと提携していなければ、計画策定はすべて単なる練習になってしまいます。ServiceNow では過程をしっかりと把握しており、Now Platform® には、アプリ制作の工程に市民開発者を組み込むために必要な機能が搭載されています。専門知識とリソースにより、当社は過程におけるステップ一つひとつを支援します。