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重要な経営資源であるIT資産の管理を強化するため、Software Asset Managementを導入

300種類

将来的に約300種類のSaaSおよびソフトウェアを管理

柔軟性

必要な機能を柔軟に追加できる

スムーズな移行

業務を混乱させることなく既存システムから移行

ITを中心とした事業を展開するDeNA(ディー・エヌ・エー)は、重要な経営資源であるIT資産の管理を強化するため、Software Asset Management(以下、SAM)を導入しました。

バランスの取れたIT資産管理を目指す

2006年から提供しているモバイル端末向けゲームプラットフォームの「Mobage(モバゲー)」や、プロ野球の横浜DeNAベイスターズなどでおなじみのDeNA。最近では、LIVEコミュニケーションアプリの「Pococha(ポコチャ)」、キャラクターライブ配信の「IRIAM(イリアム)」など、ゲーム、スポーツ以外の領域にも事業の幅を広げています。

多彩な事業を展開するDeNAですが、すべての事業の基盤となるのはIT資産です。「そのため当社は、ソフトウェアやライセンスといった無形資産から、サーバー、パソコンといった有形資産まで、すべてのIT資産を重要な経営資源と位置付け、『QCDの鼎立』という考え方に基づいてIT資産管理を行っています」と語るのは、同社システム本部 IT統括部 統括部長の金子俊一氏です。

QCDとは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(デリバリー)の3つです。

「つまり、品質を担保しつつ、より安く、よりタイムリーにIT資産を提供できる体制を整えることが理想なのです」と金子氏は説明します。

「QCDの鼎立」は、経営そのものの考え方にも通じるものです。品質の高いサービスの提供が望ましいのは言うまでもありませんが、適切なコスト管理や、スピード感を持った事業運営が伴わなければ、収益力や競争力が失われてしまいます。

同社のシステム本部 IT統括部は、この経営に必要なバランスの確立をIT資産管理の側面から支援しているのです。

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University of Maryland
お客様名
ディー・エヌ・エー
日本
従業員
2,100名(連結)

慎重にPoCを行い、問題なければ一気に移行を行うのが当社の“勝ちパターン”です。SAMについても段階的に範囲を広げ、将来的にはSaaS以外のIT資産も管理できるかどうかを検討したいと思っています。

金子俊一 氏

システム本部 IT統括部 統括部長 株式会社ディー・エヌ・エー

機能追加に柔軟に対応できるSAMを導入

このように、IT資産管理はDeNAの経営においても重要な要素となっていますが、事業領域やサービスの拡大とともに、従来のシステムでは適切な管理が困難になってきました。

DeNAはもともと、自社開発したシステムでIT資産管理を行っていました。このシステムは、会計システムと連携しており、IT資産の利用状況に応じて費用を事業部門ごとに配賦し、そのデータを連携させる機能も備えています。

使い勝手が良い自社システムがすでにあるため、当初は別のソリューションに置き換えることは検討していませんでした。しかし、事業領域やサービスの拡大とともに、社内で使用されるSaaSの種類が増え、それに伴って「管理機能を追加してほしい」という社内ユーザーからのリクエストが急増しました。

「自社開発のシステムなので機能は自由に追加できるものの、件数が増えれば、その分対応が遅れてしまいます。そこで、機能追加に柔軟に対応できるソリューションに置き換えることはできないかと検討。複数のソリューションの中から、ServiceNowのSAMを選定しました」と語るのは、導入を担当した同社 システム本部 IT統括部 IT戦略部 技術推進グループの岩﨑和樹氏です。

「どこが良くなったの?」で成功を確信

SAMを選んだ理由について、岩﨑氏は「従来利用してきたシステムの機能がほぼそのまま置き換えられて、新しい機能を柔軟に追加できる点を評価しました」と振り返ります。DeNAが自社で開発したIT資産管理システムには、費用の配賦をはじめとするいくつもの独自の機能が作り込まれています。それが忠実に再現されないと、業務プロセスそのものを大きく変更しなければならない可能性もありました。

そうした問題を生じさせることなく、スムーズに移行できるソリューションであることが、SAMを選定した大きな決め手となりました。

SAMはUIの設計に関する自由度も高く、ユーザーごとの要求に応じて、入力画面のデザインや入力項目を柔軟に変更できるのも大きなメリットです。試験導入した際、従業員から「どこがどう良くなったのか分からない」という声があったそうですが、金子氏はそれを聞いて今回のプロジェクトは成功すると確信したそうです。

「つまり、今までのシステムと比べて、操作性を落とすことなく使えているということです。自社で開発した既存のシステムをSaaSに置き換えたのに、『使いにくい』というクレームが来ないのはすごいことですね」(金子氏)

脆弱なSaaSを抽出する機能も検討

SaaSとソフトウェアの管理がSAMに全面移行するのはこれからですが、金子氏は「従来のIT資産管理システムに比べて、業務効率の改善にも結びつくのではないでしょうか」と期待しています。

例えば、DeNAでは毎年1回、全社・全グループのIT資産の棚卸しを行っていますが、従来はIT資産管理システムに入っている資産データを部門ごとに抽出し、それぞれの部門にメールなどで送って確認してもらっていました。SAMを使えばその必要がなくなり、部門ごとの資産データに直接アクセスできるURLを送るだけで済むようになります。

また今後は、同社が契約するSaaSの中から、セキュリティ面で不安のあるものを自動抽出する機能も追加したいと考えています。2021年12月にLog4jの脆弱性*が公表されましたが、そうした脆弱性を持つSaaSなどを洗い出して、未然に被害を食い止めるためです。

最後に金子氏は、「現在は一部のSaaSとソフトウェアの管理にとどまっていますが、段階的に管理の範囲を広げ、将来的にはSaaS以外のIT資産についても、SAMで管理できるかどうかを検討していきたいと思っています」と構想を明かしました。

SAMの活用によって、DeNAのIT資産管理は着実に進化を遂げていきそうです。

* Log4jの脆弱性: JavaベースのオープンソースのロギングライブラリであるApache Log4jに関する脆弱性。この脆弱性を持ったSaaSを利用すると、サービス運用妨害などの攻撃を受ける恐れがある。

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