東京の営業チームが活動する上でルールが 1 つあるとすれば、それは、アイデアを持ち寄ることです。「誰もが貢献したいと思っています」 ServiceNow 東京オフィスの執行役員社長の村瀬将思はこう言います。ServiceNow 全体で彼は「村瀬さん」として知られています。彼が同僚に「苦労話」を共有するよう促したり、彼らの成功を称え、お客様の課題を解決するための結束を呼び掛けたりしているのをよく見かけます。
村瀬さんは 2016 年に ServiceNow に入社。それ以前の数年間、HP や iGATE Global Solutions で営業チームのマネジメントのため海外を頻繁に飛び回っていました。そうしたことは彼にとって目の覚める体験でした。日本の島国的な仕事文化に染まっている人にとって、個人の成功や失敗、キャリアの実現をオープンに語ることは一般的ではないため、村瀬さんは ServiceNow の文化に刺激的で新鮮な躍動感を覚えました。
「ビジネスでは人を尊重する姿勢が大切なことがわかりました」と、村瀬さんは振り返ります。「製品やサービスは確かに重要です。それでもなお、人々がバリューチェーンを構成する重要なメンバーであることを自覚し、人々の良い働きぶりを認めると、ビジネスは必ず成功します」
村瀬さんは就任初日に営業のキックオフミーティングへ行き、すべての人が彼に共感を抱き、人々の仕事ぶりを認める大きなグループ応援をしようと提案しました。「彼らは冷めた感じに見えました」と彼は振り返ります。
営業チームには新しい態度が必要だと気づきました。それは、日本人の昔ながらの勤勉と集中の文化の良さを維持しつつ、仕事や業績に対する興奮や熱意を刺激するための新しいスキームを加えることです。
「次の年は、すべての人が私に共感を抱いているものと確信しました」と村瀬さんは言います。彼は、主要な目標を達成した人を定期的に表彰することを始めました。さらに、東京オフィスのホールを歩き回って営業チームの一人ひとりと話す「ちょっとした歩み寄りのマネジメント」も試しました。従業員を 10 人ほどのグループでランチに連れ出し、ビジネス以外のあらゆることについて質問しました。
「私が何者であるかを知ってほしかったし、私も彼らについて知りたかった」と村瀬さんは言います。彼は、従業員満足度調査も始め、チームメンバーにキャリアプランを尋ねる機会を作りました。
従業員が自身のスキルに満足しており、チームリーダーの支えがあるとき、彼らは自由に意見を出し、有意義な方法で貢献します。年功に関係なく全員からアイデアが吸い上げられ浸透するダイナミックな力が、個人の新しい精神とチームの成功を育んでいると ServiceNow 東京チームの人々は言います。
そう信じている一人が、ソリューションコンサルタントの辻中陽平です。彼の仕事は、顧客の悩みの種を見つけ、解決策を提案することです。「私たちは、製品の導入にあたってお客様と一緒に仕事をし、お客様のデジタルトランスフォーメーションとビジネスが成功するのを見届けます」と彼は説明します。
以前の仕事と比べ ServiceNow での大きな違いは「オープンなコミュニケーション文化があることです。組織の階層や立場に気遣うことなく、私たち全員が意見を交換できるのは実に素晴らしいことです」と彼は言います。
彼は営業チームで最年少のソリューションコンサルタントなので、このオープンなコミュニケーションは彼にとって重要です。「年上のチームメンバーからアドバイスをよくもらっています」と彼は言います。「だから、私はここで働くことが幸せなのです。皆さんから多くのことを学び、そのことが自分の専門性の発展を後押ししているように感じます」
シニアソリューションコンサルタントの竹澤拡子が東京オフィスに来たのは 2018 年、自身のエンタープライズクラウドソリューションの知識を活かすためでした。村瀬さんが育んできた「誰もが貢献できる」文化に彼女はすぐに関心を寄せました。
「ここには、成功事例と失敗事例の両方に共感できる雰囲気があります」と彼女は言います。「さらに、ここには個人の体験を分かち合えるコミュニケーションがあります」
今年の初め、彼女は大きな営業取引を結びました。東京オフィス全体の他のエキスパートを呼んで、彼女の売り込みをサポートしてもらったことも要因です。「それは素晴らしい体験でした」と彼女は振り返ります。「これは、私たちのチームがダイナミックに仕事のシェアをうまくできている一例です」
村瀬さんが就任して 3 年で、東京の営業チームは、確信に満ちたオープンなグループへと成果を積み上げてきました。驚くことではありません。その後、彼の 2 年目の営業キックオフミーティングでは、全員が共感を抱いて大歓声を上げました。「これこそが、私たちがここで作り上げているものです」と彼は言います。「従業員は自分たちの働きをグローバルに認められ、さらに自信を深めています。そして私たちは共にチームを作り上げています」
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